NBAオタクのブログ

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新卒3ヶ月で退職後、NBAの為にトロントへ引っ越した自由人

【ワーホリビザ】有効的な使い方!知っているだけで有利になる!

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知っているだけで得する「ワーホリビザ」の有効的な使い方について紹介します!

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今回の記事は、「カナダのワーホリを計画している方」に向けた内容です。

現在僕は、日本と13時間の時差があるカナダのトロントでワーホリをしています。

まず始めに簡単に僕の現状を説明すると・・・ 

語学学校には通っておらず、ワーホリの目的を叶えてノマドワーカーとして比較的自由に働いています。

自分で言うのもおかしいですが、これはあまり前例がないパターンだと思います。

そこで、正攻法とは少し異なるワーホリパターンを経験している、そんな僕から皆さんに伝えたい!アドバイスです。

ワーホリを検討中!という方は是非とも読んで欲しいと思います。

まず初めに、僕のことが簡単に分かるように記事を貼っておきます。

 

新卒全員退職 

www.sport-otaku.com

 

「ワーホリビザ」とは?

正式名称は「ワーキングホリデービザ」。ある一定期間の間(カナダは入国から1年間)その国で現地人と同じように生活することができる、1回限りしか使えない魔法のようなビザです。もちろん働くこともできます。もし日本人が日本以外の国で働こうと思うと基本的にはビザの取得が必要です。それもビザ取得はハードルが高い場合がほとんどです。年齢制限はありますが、この「ワーホリビザ」は取得が比較的簡単なビザになります。

◆ ワーホリに行く目的

①語学学習

②海外の生活を体験したい

掘り下げるともっと細かいところになってしまうと思いますが、大きく分けるとこの2つになるのかなと思います。

ちなみに僕はというと、NBAを観たいから!大袈裟に言うと理由はこれだけです。NBAとは世界最高峰のバスケットボールリーグのことです。

NBA愛が人より強かった僕らしい、呆れた理由なのかもしれませんね。笑

もし無理やり2つのうちのどちらかに当てはめるとすれば②になるのかなと思います。

 

しかし!僕が声を大にして言いたいことは・・・

ワーホリに来る目的は本当に人それぞれだということです!

 

トロントに来ている何人かの日本人とも話をしましたが、本当に皆それぞれ目的を持ってやって来ています。別にワーホリに正解なんてない、一生懸命悩んで自分で選択した道であればそれが正しいと僕は思っています。

よく人の生き方にケチを付ける、おせっかいサンがいますがそんな人のことは無視してOKです。自分の人生ですから自分のしたいように生きるべきですよね。

ただ、僕がいろいろな人と話す中で感じた「ワーホリ」の注意するべき点があります。

冒頭でも説明した通り、ワーホリは期限が決められています。あえて大袈裟に言うと、1年という期間を終えると強制出国になるわけです。

 

僕はカナダに住んで8ヶ月目になります。

正直ここまであっという間でした。限られた貴重な期間をいかに有効的に使えるかどうかが鍵になってきます。 

カナダに残りたい!という時に備えるべき

僕はカナダにやって来るまでは、滞在期間を終えたら日本に帰るんだろうな〜。となんとなく思っていました。だけど、もしかするとめちゃくちゃトロントを気に入る可能性だって考えられますよね。そうなった時にトロントに残れる方法がないと、もったいないと思いませんか?

 

実際にそのような方も何人か知っています。

でも決まりは決まりなので残念ながら出国するしかないんです。泣く泣く帰国の道を選んだ人のことを考えると、なんとも言えない気持ちになりますが。

 

重要なのは、まさにここから先の部分です!

 

「このような残りたい場合」に備えておいた方が良くないですか?

つまりは、選択肢を持っておくと良いですよということです。

「残りたいけど残れない。」

「残れるけど残らない。」

これには大きな差がありますよね。

僕はトロントに来る前から、この万が一のことも考えていました。なんといっても僕はNBAが大好きで、ラプターズのホームゲーム(バスケ)を全試合現地観戦しているくらいですから。

 

では実際どういう風にこの選択肢をゲットしたのか?について書いていきます。

 

まず始めに答えを書きます。

①カナダの滞在可能期間をできるだけ長くする

②ワークビザを出してくれる場所で働く

個人的にはこれらが重要になって来ると思います。

 

①カナダの滞在可能期間をできるだけ長くする

これは必須ではありませんが、できるのであればしておいた方が良いです。

具体的にいうと、いきなりワーホリビザを使わない!ということです。ワーホリビザというのは入国したその瞬間から1年間の有効期限です。

 

実際にカナダに入国したら、することは沢山ありますよね。
(例)通学、家探し、SINナンバー取得、携帯電話契約、銀行口座開設、生活に慣れるetc

 

皆さん期待や不安を胸に抱きながら、日本から遠く離れた異国の地にやってきます。そんな精神状態の中、日本ではない国でこれら全てがスムーズに行くとは到底思えませんよね。もし仮に家探しに苦戦して1ヶ月かかってしまったとすると、残り11ヶ月しかワーホリ期間は残されていないわけです。せっかくの貴重な1年間のうち、この時点で既に1ヶ月を失ってしまうことになります。これは非常にもったいないと思いますよね。

 

ではどうすれば良いのか?

 

答えは簡単です。ワーホリビザで入国しなければいいわけです。
具体的にいうと、初めは観光ビザ(最長6ヶ月)もしくは学生ビザ(語学学校に6ヶ月以上通学する人)で入国するわけです。

そしてこの期間を、まともな生活をしていくための土台を作る期間にするわけです。コミュニケーションも完璧に取ることができず、文化や生活習慣が違うところに住むというのは思っている以上にストレスのかかることです。また、多くの方が知り合いもいない状況だと思います。

実際に僕は

 

観光ビザ(6ヶ月)→ワーホリビザ

 

に切り替えました。

この場合だと最長1年6ヶ月カナダに留まることができます。

そしてこの観光ビザの期間で生活基盤を整えました。これによりワーホリ期間の1年間をフルに有効活用できています。

※ただしこの方法は、少しばかり注意が必要です!

もしあなたが語学学校に通うのであれば話は違ってきますが、僕のように語学学校に通わない人も中にはいると思います。

あなたが審査官の立場になって考えてみてください。

日本人がカナダに来て、6ヶ月間も観光すると思いますか?

僕が審査官なら絶対に思わないですw

ましてや語学学校に通わない人なら尚更そうです。

これはつまり「不法就労するつもりではないのか?」という疑いをかけられる可能性があるということです。なのでしっかりと準備をしておく必要があります。悪知恵になりますが、質問に対して矛盾が生じないように嘘を塗り固めておくわけです。実際に僕は観光なんてほとんどしていませんw

 

疑いをかけられないように最もらしい理由は準備しておきましょう。詳しくはプロの方達に聞くと良いと思います。個人的には、エージェントは使う必要はないと思いますが、無料で相談できるエージェントもあるので利用できるものは利用すれば良いと思います。

僕は基本的に全て自力で準備して来たので、困ったことも正直沢山あります。

だけどコミュニケーションが完璧に取ることのできない国で生活をしていく以上、これくらいのことを他人任せにしているようだとダメだと思います。

Google先生に頼れば大抵のことは解決できますしね。

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これはトロントに到着した日の空港泊の写真です。

ホテルのチェックイン日を間違えて予約したために起きましたw

本当最悪の船出ですよねw

まあ今となってはこうやって笑い話にできるので良かったのかな?と思いますがw

話が脱線しましたが、このようにして僕は入国して約6ヶ月後にワーホリビザに切り替えたというわけです。そしてこの観光ビザの期間中に、働ける場所も探しました。それが今、働かせてもらっている会社です。

 

いろいろな人と話をして気づいたのですが、僕は多くの人とワーホリの目的が異なっていました。冒頭でも述べた通り、一番の目的は「NBA観戦」です。

これを叶えるために、わざわざトロントを選んでやって来たわけです。試合は夜の時間帯が多いのでローカルジョブやジャパレスで働くとなると、当初の目的を果たせなくなってしまいます。なので僕はローカルジョブやジャパレスで働こうとは微塵も思っていませんでした。

 

でもだからといって1年6ヶ月も無職で暮らせるほどの余裕もありませんでした。

最低限の蓄えはありましたが、なんせNBAはお金がかかります。

ちなみにラプターズのチケット価格は1試合約100ドルはかかります。(震え)ホームゲームの41試合全て観に行くとなると、単純計算で4100ドル必要です。それに注目ゲームは200ドル超えをすることも普通にあるので、本当にお財布には優しくないです。またご存知の方もいるかと思いますが、ラプターズは去年NBAチャンピオンに輝きました。その影響とトロントでは年々物価上昇も起きており、チケット価格は上がり続けています。

なので僕が出した答えはこうです。

語学学校には通わない!

まずこの時点であまり正攻法ではないと思います。これは、そもそも数ヶ月語学学校に通っただけで英語が話せるようになるとは到底思えなかったことも理由の一つです。それに語学学校は費用だってそれなりにかかります。仮に3ヶ月通うとすると、少なく見積もっても40万円近くはかかるのかなと思います。

それならこの費用をNBAのチケット代に充てようと考えたわけです。

ですが実際は、語学学校に通っている方が大半ですので当然少しは不安もありました。周囲と違う道を選ぶのって不安ですよね。でも僕は自分のワーホリの目的を再確認して、自分なりに導き出した答えがこれだったわけです。ですから今も自分の選択には後悔は全く無いです。それに今こうして全試合現地観戦できているので良かったと思っています。 

②ワークビザを出してくれる場所で働く

これをしないとカナダに留まりたくても留まることは基本的にはできません。

ワーホリ期間が終わり、泣く泣く帰国している人を実際に何人か知っています。

僕が働いている今の会社は、ローカルジョブやジャパレスではありません。今のところではワークビザを出してくれるという話です。

これにより「残れるけど残らない」という選択肢をゲットしたわけです。

 

これは良いご縁があったことが一番ですが、とにかく観光ビザの期間中に「コネ」を作りまくりました。「コネ」というと悪く捉える方もいるかもしれませんが、僕は正直世の中は「コネ」が全てだと思っています。

もし正攻法を選んだ場合、自分の語学力ではジャパレスになっていたと思います。

これは別にジャパレスが悪い!と言っているわけではないです。よくここを勘違いする人がいるので言っておきます。

そもそも異国の地で仕事をゲットして働いているだけで素晴らしいことだと思います。

 

でも僕の場合、ジャパレスで働くと目的(NBA観戦)を果たせなくなってしまいます。

そして今の働いている会社は「超」が付くほどのホワイト企業です。

超ブラック企業を経験している僕からすれば、天国のような環境です。
ノマドワーカーとして働き、事業内容も僕の興味のあるスポーツ分野。

これはまさに僕の求めていた理想的な働き方でした。

ですがこの会社は、基本的に経験者しか雇っていません。しかし僕は未経験ですが入社しています。ここで大事になってくるのが「コネ」なわけです。

「コネ」を作る努力をしてきた結果が今です。

 

おそらく周囲と同じような正攻法ではここには到達できなかったと思います。自分なりに考え、行動した結果がもたらしてくれた賜物です。

普段はカフェ、図書館や自宅で仕事をしています。ニューヨーク旅行時には空港やホテルでも仕事をしていました。

未経験なので毎日覚えることも多くて大変ですが、この会社に入社できて良かったと心から思っています。

まとめ

長くなりましたが、僕が伝えたいことは「選択肢は多く持とう!」ということです。

持っている選択肢を使う使わないは、その後の問題です。選択肢がなければ諦めるしかなくなります。そのような人を何人か知っているので余計にこのように思います。

 

本当に人の数だけ生き方はあると思います。もし自分の生き方(目的)が他人とは異なっていた場合、簡単に諦めますか?それで後悔しないのであれば、別にそれでも良いと思います。

僕の職歴は「新卒3ヶ月で退職」という自慢できる生き方ではありませんが、カナダに来て、したいことをして生活しています。実は既に今も、もし日本に帰国した場合に備えて、少しずつ「コネ」を作っていっています。

 

僕自身、特別自慢できるスキルは持っていないですし、ごくごく平凡な人間だと思います。でも自分のしたいことには正直に、まっすぐ素直に行動してきました。

人のアドバイスはもちろん素直に聞きますが、最終判断は自分に正直に決断します。

一生懸命頑張っていれば、人生それなりに何とかなるものです。

というか、「なんとかする!」といった方が正しいですかね。

※ 僕はビザ関係のプロではないので細かなアドバイスは出来かねますが、もし質問があるなら遠慮なんていらないので気軽にして来てください。使えるものは使った方が良いですからね。僕も沢山の人に相談して、今がありますので。

この記事が、これからワーホリを計画している皆さんの少しばかりのアドバイスになれば嬉しく思います。